- コロナ禍で3万本以上の手指消毒剤の生産に方向転換
- Vimeoを活用してコンテンツを作成・共有し、SNS投稿のインタラクション率約15%と非常に高い数値を達成
- コロナ禍でのリモート動画投稿で動画マーケティングを展開、視聴者から好意的なフィードバックを獲得
米ミシシッピ州の中心部に位置し、少量生産のスピリッツで知られるCathead Distilleryは、2010年の創業以来、創造性とコミュニティーサポートの象徴となっています。創業者のRichard Patrick氏とAustin Evans氏は、ブルースとスピリッツの愛好家の両方に共感されるブランドを作り上げてきただけでなく、困難な時期にはコミュニティーへの揺るぎない貢献を示してきました。
コロナ禍が発生し、Cathead Distilleryは、地域社会における手指消毒剤の切実な必要性を認識しました。迅速かつ戦略的な方向転換により、同社は手指消毒剤の生産を開始し、ミシシッピ州全域の人々と病院に3万本以上のボトルを無料で配布しました。この取り組みにより、深刻な不足が解消されただけでなく、Catheadはチーム18人のフルタイム雇用を維持することができました。
Catheadのマーケットマネージャー、Ali Besten氏は、コロナ禍で会社の迅速な対応について洞察を得ました。生産チームは需要に応えるために夜と週末を費やし、酒類の流通から手指消毒剤の提供へとビジネスモデルを転換。告知と流通は自治体や市長とのパートナーシップを通じて促進され、消毒剤が最も必要としている人々に確実に届くようにしました。
ソーシャルメディアは情報を広める上で重要な役割を果たし、手指消毒剤の発売に関する投稿は印象的なインタラクション率を達成しました。Catheadのマーケティング戦略にはVimeoの使用が不可欠で、魅力的なコンテンツを作成し、Music Maker Relief Foundationなどのパートナーのストーリーを共有できるようにもなりました。
Cathead Distilleryの動画マーケティング手法はコロナ禍に適応し、隔離プロジェクトで南東部のバーテンダーを起用。彼らの自宅でのハッピーアワー動画では、Catheadのスピリッツを使ったカクテルの作り方を紹介し、視聴者から好意的なフィードバックを集めました。
Cathead Distilleryにとって、動画コンテンツは単なるマーケティングではありません。コミュニティーの関与と重要なメッセージの拡散が目的です。コロナ禍での同社の取り組みは、コミュニティーの幸福に対する同社の献身と、困難な時期に適応して繁栄する能力を示しています。
出典:Vimeo