25歳のノルウェー系インド人のテキスタイルデザイナーHelena Bajaj Larsen氏は、若い起業家であることの意味を再定義しています。パリで生まれ育ち、ニューヨークのParsons School of Designで学び、CFDA（米ファッションデザイナー協議会）によって米国のファッションデザインのトップ卒業生の1人として認められました。2017年、彼女はDonna Karan Urban Zenフェローシップに選ばれ、ハイチのPort-au-Princeで2力月間勤務しました。

現在、彼女は手織り機メーカーと協力して、自身の名を冠したファッションブランドの商品を生産しています。全てのアイテムはインドの小規模な職人グループによって生産されており、地域の家内工業を存続させるというLarsen氏の使命を果たしています。

彼女には正社員もオフィスも動画制作の経験もなく、ソーシャルメディアの誇大宣伝を避けています。それでも、彼女は動画を最前線に置いて、アートとファッションの間の境界線を曖昧にすることに焦点を当てています。Larsen氏に、彼女のブランド、動画戦略、起業家仲間へのアドバイスについて詳しく聞きました。

Parsons School of Designを卒業して間もない2018年2月に、手描きのテキスタイルとシルバージュエリーを専門とする自分のブランドを立ち上げました。ブランドの使命は、単なるファッションレーベルではなく、学際的なデザインスタジオを創設することです。社内製品の開発を継続するだけでなく、表面デザインやテクスチャーの探求を含むプロジェクトについて相談できる場所に到達することを目指しています。

Larsen氏はどの都市にも定住する家を持たず、いろいろな場所で仕事をしています。多くの場合、仕事の多くは、注文、配達、仮想品質チェックなどの調整で、全てWhatsApp上で行われます。実際の制作部分については、一度に特定の週だけ借りているインドの印刷スタジオで働いています。

Larsen氏にとって、Vimeo Createは、マーケティングに動画を組み込むのに役立つ素晴らしいツールです。学生時代にAdob​​eのPremiere Pro CCを触ってはいましたが、制作プロセスは長くて大変で、技術的にも動画制作に限界がありました。Vimeo Createなら、静止画像をまとめて編集して、効果的な動画をより簡単に作成できます。

Larsen氏の製品では、生地の塗装や最終製品への加工など、プロセスを示すことが非常に重要です。これを動画で示すことで、製造プロセスがどれほど複雑であるか、そして当社が細部にどれだけ注意を払っているかをお客様が理解するのに役立っています。

動画は新しいコレクションを発表するのに最適です。これは、予想されるビジュアルの雰囲気を与えるのに役立ちます。強力なティザーは実際に違いを生むことができます。また、動画は、参加できなかった人にイベントの雰囲気を与え、次回のその種のイベントへの期待感を高めてくれました。

Larsen氏は、誰もやっていないことをやるよう心がけています。また、自分の会社を立ち上げることに伴う不確実性に対して、忍耐力と精神的な余裕を持つことも重要だと語っています。

出典：Vimeo