Vimeo(ヴィメオ)、動画イノベーションの未来を掘り下げたREFRAME 2025コンファレンスを総括

人気動画共有プラットフォームVimeo(ヴィメオ)は、米ニューヨークで開催した動画イノベーションコンファレンス「REFRAME 2025」の総括記事を掲載した。500名を超えるクリエイター、マーケター、企業幹部が参加したこのイベントは、動画の未来とVimeoの役割について議論するプラットフォームとなった。コンファレンスは、Vimeoの統合マーケティングディレクターであるMaya Sykes氏のリーダーシップの下、綿密に計画・運営され、ブランド、コンテンツ、制作チームと緊密に連携した。

REFRAME 2025のテーマは、参加者に動画とその未来に対する見方を再構築してもらうことだった。このコンファレンスは、映画制作者からクリエーティブエージェンシーのブランドマーケター、企業コミュニケーションに動画を活用する経営幹部まで、多様な参加者に対応するように設計された。基調講演やパネルディスカッションなど、参加者にとって価値ある、そして関連性のあるコンテンツを提供することを目的としたさまざまなセッションが行われた。また、Vimeoの社内ライブストリーミング制作チームが運営するライブストリーミングも行われた。

REFRAME 2025の企画は1年前からスタートし、チームは前年のイベントから得た学びも踏まえて進められた。会場としてニューヨーク市のCenter415を選んだのは、この街が動画制作の中心地であることを踏まえた戦略的な判断だった。このブティック会場は、中規模のイベントに対応できるだけでなく、参加者が混雑に埋もれることなく、自然な会話を交わせる空間を提供してくれるという理由から選ばれた。会場はVimeoのブランディングを反映するように設計され、全てのデザイン要素は社内チームが手掛けた。

REFRAME 2025のマーケティング戦略は、前年のイベントの成功を活用しつつ、今年度への期待を高めるというものだった。マーケティングプロモーションは、過去のプロモーションへの反響と新たな講演者の追加に基づいて継続的に最適化された。ブランドチャンピオンとみなされたVimeoの従業員も、イベントのマーケティングに積極的に関与した。コンファレンスは大成功を収め、参加者の熱気は終日高揚していた。イベントから得られた最大の収穫は、視点を再構築し、ネットワークを構築し、動画コミュニティーと交流することへの意欲が高まったことだったという。

出典:Vimeo